米グーグルの研究機関「Google X」は、メガネ型ウェアラブル端末「Google Glass(グラス)」や自動運転カーといった革新的な技術開発を担っている。今年の1月、Google Xが「スマートレンズ」を開発していることが明らかとなったが、このたびその製品化が具体化してきた。
スイスの製薬会社ノバルティス(Novartis)は、グーグルと「スマートレンズ」技術についてライセンス契約を締結したと発表した。ノバルティス参加傘下でアイケア部門のAlconが「スマートレンズ」技術の製品化を担っていく。
「スマートレンズ」は、血糖値測定用のセンサーやチップを搭載したコンタクトレンズ状のレンズ。糖尿病患者が目に装着することで、目から血糖値を測定できるようにする技術だ。