このページの本文へ

グーグル、通販サイトの認定ショッププログラムを開始

2013年12月09日 05時51分更新

文● 加藤 宏之(HEW)/アスキークラウド

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 ユーザーが通販サイトの利用を躊躇する1つとして、その通販サイトに対する信頼性が挙げられる。注文どおりの商品が無事に届くか、破損などしていないか――そんな不安を解消する取り組みとして、グーグルは「Google認定ショッププログラム」をスタートした。

 同プログラムは、商品配送やカスタマーサービスなどが優良であることをGoogleが認定するというもの。仮に通販サイトとユーザーの間でトラブルが発生し、両者で解決できない場合は、グーグルがユーザーに対して最大10万円を補償する。

 Google認定ショップに対してはバッジの表示を許可するため、バッジを表示する通販サイトではユーザーが安心してネットショッピングを楽しめるようにする。一方の通販サイト側は、バッジの表示によってユーザーへの信頼性を高め、新規ユーザーの獲得が期待できる。

 アスキークラウド2014年1月号(11月22日発売)では「対アマゾン 流通本土決戦」と題した特集をはじめECのビジネス戦略をまとめているが、今回の「Google認定ショッププログラム」は、ネットショッピング市場のさらなる拡大を目指すグーグルの取り組みとして注目される。

「Google認定ショップ」のバッジを表示する通販サイトでは信頼性を確認できる

「Google認定ショップ」のバッジを表示する通販サイトでは信頼性を確認できる

関連サイト
■Google認定ショップ

週刊アスキー最新号

編集部のお勧め

ASCII倶楽部

ASCII.jp Focus

MITテクノロジーレビュー

  • 角川アスキー総合研究所
  • アスキーカード
ピックアップ

デジタル用語辞典

ASCII.jp RSS2.0 配信中