三井住友カードは4月11日、エヌ・ティ・ティ・データと連携し、国内のインターネット通信販売加盟店において、海外のカードホルダーが外貨建てでカード決済を行える多通貨決済サービスを開始した。
第一弾として4月6日に、格安航空会社のPeach Aviationに導入した。なお、日本のカード会社による航空会社への多通貨決済サービスの提供は、初めての取り組みとなる。
今回開始する多通貨決済サービスでは、日本企業が外貨建てでクレジットカード決済を行うことが可能となるため、海外の顧客は購入時点で自国通貨での支払額を確認した上で買い物ができる。海外に商圏拡大を図る企業にとっても、同サービス導入により新たな顧客獲得が期待できる。
また、本サービスを利用して決済を行ったクレジットカード売上代金は、三井住友カードが外貨を円に転換した上で加盟店に支払うため、加盟店は外貨取り扱いに関する業務負担を大幅に軽減することができる。