画像生成で最高のたこ焼きをつくったのは誰!? ASRock×インテル Arc大阪イベントレポート
提供: ASRock/テックウインド
Stable Diffusionの導入方法を解説
ステージイベントが始まったのは13時から。今回のステージでは、ASRockの原口 有司氏がMCを担当。また、インテルの太田 仁彦氏がゲストとして登壇し、2人でステージセッションを執り行なった。
最初のセッションは「だれでも簡単! 画像生成AI環境のつくりかた」と称し、インテル Arcを利用した画像生成AIの環境構築手順を紹介するものだ。セッションの流れとしては、まず太田氏がインテル Arcについて解説。そのうえで、Stable Diffusionの導入手順を紹介するという形だった。
「インテル Arc Aシリーズ」は2022年秋の発売以来、A310、A380、A580、A750、A770(VRAM 16GB/8GB)とラインアップを展開している。スペック等はすでに各所で公開されている通りだが、ASCII.jpではそれぞれを横並びで比較した検証も実施している。(https://ascii.jp/elem/000/004/177/4177741/)。なお、インテル Arcは発売当時からドライバーのアップデートを重ねており、そのパフォーマンスの変化も合わせて検証しているため、現状のインテル Arcの実力が気になる人は参照いただければ幸いだ。
今回は、そんなインテル Arcを用いたStable Diffusionの利用方法を、先日公開した画像生成AI入門記事(https://ascii.jp/elem/000/004/183/4183947/)をもとに解説。原口氏自身もこの手順を用いて、今回のイベントのための設定を行なったという。
Stable Diffusionを含めた画像生成AIの技術は日進月歩であるため、今後も最適な設定方法が変化する可能性はあるが、自分でも画像生成AIに挑戦してみたいという人は、参考にしてほしい。
また、太田氏は本セッションの中で、インテル Arcのロードマップについても言及した。インテル Arcは、開発コードネーム「Alchemist」、つまり現在のAシリーズを皮切りに、第2世代「Battlemage」、第3世代「Celestial」、第4世代「Druid」と継続的な開発を行なっていくことを明かしている。
今後のスケジュールについて具体的なことは明かされていないが、太田氏は「今年中にもう一度大阪に来たい」と話しており、インテル Arcの新たな展開にも期待がかかるところだ。