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映像編集に特化しまくったBTOデスクトップPCをレビュー

アドビ製ソフトなどのプロジェクトファイルと検証方法を無償公開!クリエイター向けPC、Lepton Motion Pro Z690の本気度がスゴイ

2022年09月24日 10時00分更新

文● 宮里圭介 編集●ジサトライッペイ

提供: サイコム

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とはいえ、一応定番ベンチマークも……

 また、定番ベンチマークとして「CINEBENCH R23」と「PCMark 10」も試したので、その結果も掲載しておこう。再現性という意味合いでは、こちらも無料で試せるので購入前の参考データの1つとして扱ってほしい。

CGレンダリングの定番ベンチマークソフト、CINEBENCH R23の結果。スコアーはMulti Coreが21211pts、Single Coreが1921ptsとなった

一般的な用途を想定したPC性能を測ってくれるPCMark 10のStandardテストの結果。スコアーは総合が7456で、Essentialsが11350、Productivityが10939、Digital Content Creationが9058

「これこそがクリエイター向けPC」だと胸を張って断言できる1台

 Lepton Motion Pro Z690は標準のままでもしっかり性能が出せる絶妙な構成と、見える場所に置いておきたくなるデザインが秀逸だ。そして、内部までしっかり美しく仕上げられている組み立て技術も合わさり、まさにクリエイターにピッタリなモデルとなっている。

 もちろん、BTOパソコンらしくカスタマイズ性も優れている。より高性能なビデオカードに変更してゲーミングPC兼用にしてもいいし、ビデオカードを省いてコスパを追求してもいい。ストレージを追加して大量のデータを扱えるようにするなど、自分好みのスペックを細かく追求できる。

 漠然と「クリエイター向け」と謳うのではなく、ベンチマーク用のデータや検証方法まで用意している点からも、サイコムの本気度がビシビシと伝わってくる。クリエイター向けPCを探している人なら、絶対に無視できない1台だろう。

裏面にはファンのハブも搭載。ファンの増設も気軽にできそうだ

(提供:サイコム)

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