Core i7-12700H&GeForce RTX 3050 Ti Laptop GPUを搭載

マウスの15.6型ゲーミングノート「G-Tune P5-RT」レビュー、ゲームだけでなく仕事や普段使いも快適にこなせる1台だ

文●石川ひさよし 編集●市川/ASCII

提供: マウスコンピューター

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最新第12世代CoreにGeForce RTXというゲーミングノートPCらしいスペック

 次に内部スペックを見ていこう。まずCPUはインテル「Core i7-12700H」を採用する。ベースパワー45Wの高性能ノートPC向けSKUであり、Pコア6基、Eコア8基で計14コア/20スレッドに対応している。ターボブースト時の最大クロックは4.7GHz。豊富なコア数と十分クロックにより、高いマルチタスク性能が期待できる。

インテル「Core i7-12700H」を採用

 メモリーはDDR4-3200を採用している。第12世代Core自体はDDR5もサポートしているが、コストパフォーマンスを重視したモデルなので、手頃で流通量も豊富なDDR4という選択だ。DIMM方式を採用しているので、カスタマイズや購入後の換装も可能となっている。標準構成では容量16GB。8GB×2枚のデュアルチャネルモードとなっているため容量だけでなくパフォーマンスも十分だ。

メモリーはDDR4-3200を採用

 G-Tune P5-RTの「RT」はGPUにNVIDIA GeForce RTXを搭載していることを意味している。ただしG-Tune P5自体エントリー向けなので、GPUもGeForce RTXのエントリーである「GeForce RTX 3050 Ti Laptop GPU」を採用している。

 パフォーマンス的にはフルHDでAAAタイトルを中~高画質設定で60fps、eスポーツタイトルなら最高画質でもプレイ可能といったところだ。冒頭でも説明したとおり、エントリーとはいえGeForce RTXシリーズなので、ノイズキャンセリングなどさまざまな非ゲーム機能も利用できる。なお、CPUに内蔵されている統合GPUのインテル Iris Xe グラフィックスも利用可能だ。非3D使用時やバッテリー駆動時など電力消費を抑える際は、自動的に統合GPUに切り換わる。

「GeForce RTX 3050 Ti Laptop GPU」

統合GPUのインテル Iris Xe グラフィックスも利用できる

 ストレージは標準構成で512GB。NVMeに対応したM.2 SSDだ。ただしカスタマイズモデルの標準構成なので超高速SSDではなく、容量/コストのバランスを重視したSSDを採用している。評価機に搭載されていたSSDで、シーケンシャルリードが2.4GB/秒、同ライトが1.8GB/秒といったあたりで、それよりもランダムリードQ1T1時の58MB/秒がやや遅いように感じた。このあたりはカスタマイズで変わる可能性がある。

512GB SSD(M.2接続/NVMe対応)を搭載

「CrystalDiskMark」の結果