JN-IPS40UWQHDR144をレビュー

MidjourneyのAI画像生成で、40型の全部入りウルトラワイドディスプレーの壁紙を作ってみた

文●宮崎真一 編集●ジサトライッペイ

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指定した英単語から画像を生成する話題のAI
Midjourneyでウルトラワイドの壁紙作りに挑戦

 基本的な紹介が終わったところで、ここからはMidJourneyでJN-IPS40UWQHDR144に表示する壁紙を作成していこう。MidJourneyは絵を自動生成できるAIで、最近TwitterなどのSNSで話題になっている。実際に使ってみたことがある人も多いのではないだろうか。

 Midjournyはコミュニケーションツールの「Discord」から使用するサービスだが、試すだけなら無料だ。ただし、無料の場合は生成時間が25分間という制限がある。そのため、今回は30ドルを支払い、有償のStandardプランに加入した。こちらは生成時間が1ヵ月ごとに15時間まで延びるので、多くの画像を作成したい場合は有償プランがオススメだ。

 ちなみに、デフォルト設定では画像生成に1分ほど要するため、無料プランでは25回だけ画像が生成すると捉えても差し支えない。とはいえ、画像サイズを大きくしたり、画像のクオリティーを高めたりしたい場合は、生成時間もそれだけ長くなるため、生成回数が減ってしまう点は覚えておこう。

 さて、MidJourneyのデフォルト設定は512×512ドットのサイズの画像しか生成できない。一応、アップスケール機能はあるものの、それでも1024×1024ドットのサイズまでだ。JN-IPS40UWQHDR144の解像度は3440×1440ドットなので、ドットバイドットの高精細な壁紙を作るとなると、全然足りないということになる。

 また、MidJourneyは画像サイズの指定もできるが、ファイルサイズの上限が3MBのため、3440×1440ドットで画像を生成するとなるとどうしても足りなくなる。そこで、今回は画像のアスペクト比を21:9に指定し、アップスケールを行う前提で画像のクオリティーを2倍に引き上げることにした。以下、簡単ではあるが使い方を説明する。

Discordのクライアントを起動している状態なら、MidJourneyのWEBサイト(https://www.midjourney.com/)で「Join the beta」をクリックすると、DiscordでMidJourney公式サーバーの招待が届く

招待が来たら「MidJourneyに参加する」をクリック

MidJourney公式サーバーの「#NEWCOMER ROOMS」に入り、「newbies-XXX」(XXXは数字)のチャット欄(中央のペイン)で、「/imagine」というコマンドを入力する。「/imagine prompt」と出るので、その後に画像生成に使う単語や指定のコマンドを入力して送信する。ちなみに、上記画像内の「JAPANNEXT --aspect 21:9 --q 2」は、生成に使う単語が「JAPANNEXT」で、「--aspect 21:9」はアスペクト比21:9、「--q 2」はクオリティー2倍を意味するコマンドだ

コマンドを送信すると、画像の生成に入る。なお、生成中のイメージはこんな具合でぼんやりとわかる。「(XX%)」表示がなくなったら完成

画像の生成が完了

画像をアップスケーリング

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