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最高峰性能の小型マシン「Mac Studio」に新iPhone SE/iPad Air登場! 2022年春のApple Event 第19回

驚き! 迷い! ときめいた! アップルのイベントを振り返る【山本 敦】

2022年03月10日 17時00分更新

文● 山本 敦 編集●飯島恵里子/ASCII

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Proにもミドリが来るとは……。真夜中にイベントのライブ配信を見ながら「えー、まだ買ったばっかりなのに!」と叫んでしまいました

ミドリ好きを動揺させたiPhone 13 Proシリーズの新色追加

 筆者が今回のスペシャルイベントで最も衝撃を受けた発表は、iPhone 13 Proに新色「アルパイングリーン」が追加されたことです。

 昨年春にiPhone 12/12 miniの「パープル」が加わったので、今年もiPhone 13の方に新色追加も有り得るだろうとは考えていましたが、まさかProの方にも、しかも自分の好きなグリーン系が追加されるとは。おかげでいま使っているiPhone 13 Proのシエラブルーへの愛情が冷めそうです。買い換えるべきか否か。実機を確認してからあれこれ悩もうと思います。

iPadの中で最高機動力を持つAir

 第5世代の「iPad Air」は、上位のiPad Proと同じApple M1チップを搭載しました。ディスプレイのサイズも近いことから、11インチのiPad Proとどちらを買えば良いのか、迷う方も増えそうです。

10.9インチのオールスクリーンデザインを継承したiPad Airの第5世代機

 第4世代iPad Airの魅力は「Proの息吹を感じられるハイスペック」を備えていることでした。そしてiPad AirにはiPad Proにはない魅力もあります。

 筆者は何よりiPad Airがポータビリティの面でiPad Proよりも優れていると思います。筆者はiPad Proを外出する時にもよく持参していますが、iPad ProはFace IDによる生体認証システムなので、マスクを着けたまま画面ロックの解除ができません。画面がスリープする度にパスコードを入力する手間がかかります。一方のiPad Airはトップボタンに内蔵するTouch ID指紋認証センサーが使えるので、ロック解除も簡単。外出を伴うリモートワークに最適です。

現行iPadファミリーの中でもiPad Airは“常時接続のノートPC”的な使い勝手にも優れています

 そしてSmart Connectorに対応するアップル純正アクセサリーのMagic KeyboardやSmart Keyboard Folioが揃っているので、第6世代のiPad miniに比べてドキュメント作成がスムーズにこなせる環境も充実します。5G対応のWi-Fi+Cellularモデルはネットワークに常時接続ができることから、モバイルPCよりも高い機動力を発揮できる場面があります。高機能なカメラやテラバイトクラスの大容量ストレージをiPadに求めないという方は、iPad Proよりも安価なiPad Airを選ぶメリットは大きいと思います。

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