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新色ピンクにさらなる強力カメラ! iPhone 13、ASCII徹底大特集 第53回

「iOS 15」の主要なアップデート7つをまとめてチェック! 「FaceTimeリンク」が便利

2021年10月02日 12時00分更新

文● 井上 晃 編集●飯島恵里子/ASCII

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Safariのアドレスバーが下部に表示された状態(左)。例えば、「趣味」「仕事」のようなタブグループ分けをしたうえで、情報を混ぜずに検索が行える(右)

iOS 15の注目機能 その④ Safariの「タブグループ」

 Safariでは、検索キーワードを入力するバーが下部に降りてきた(これは設定次第で上部に戻せる)。慣れるまで違和感を感じる変更ではあるが、Pro Maxシリーズなど、大型の機種を利用している場合には、片手でも操作しやすくなったと言えるだろう。

 また、複数タブを表示するUIも大きく変わった。これまでのページが重なったようなデザインではなく、各ページが同サイズにグリッド表示で並ぶデザインになっている。さらに、タブを表示した状態で、画面下部のボタンをタップすると、「タブグループ」という画面が起動。任意の名称で画面を分けつつ、タブをまとめておける。なお、起動しているタブはドラッグアンドドロップ操作で、タブグループ間を移動できる。また、タブグループ名を長押しすることで、タブの見出しをリスト表示できることも覚えておきたい。

iOS 15の注目機能 その⑤「テキスト認識」

 日本語は未対応であるものの、一部言語で写真中のテキストを自動認識するようになった。具体的には、英語、中国語、フランス語、イタリア語、ドイツ語、ポルトガル語、スペイン語の7言語に対応する。システムの言語(設定アプリなどのメニューで表示される言語)が日本語だと利用できないが、設定からシステムの言語設定を変更することで、この機能を試せる。なお、「設定」→「一般」→「言語と地域」から「テキスト認識表示」をオンにすれば、システム言語が日本語のままでも、撮影後の写真ならテキストを認識できる

ここでは、「設定」アプリの「一般」>「言語と地域」>「iPhoneの使用言語」で「English」を選択(左)。「写真」アプリから撮影した画像中のURLをタップすると、コピー操作などが行えた(右)

 例えば、URLを手入力するのが大変だ、と感じる場面では、言語設定を「英語」に変更、またはテキスト認識表示をオンにしたうえで、カメラアプリに映した、あるいは撮影後の画像内のURLをタップ。すると、テキストが自動認識され、「Copy」などの表記が出てくるようになる。言語変更をする場合にはやや時間がかかるものの、URL入力の手間を削減するには便利だ。また、言語をタップした状態で表示されるメニューから「Translate」を選択すれば、翻訳もできる。

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