手書きメモ「スクリブル」が日本語対応
また、iPadOS 15で「ようやくきたか」と喜ばしいのが「スクリブル」の日本語対応だ。
iPadOS 14で手書き文字認識機能が備わっていたのだが、英語と中国語しか対応していないのであった。iPadOS 15では晴れて日本語に対応。Apple Pencilで実際に汚い文字で認識させてみたが、結構な割合できちんと認識して、テキスト化してくれた。
文字を認識するだけでなく、書いた文字を上からぐちゃぐちゃすれば、その文字は消去できるし、長押しすればスペースを追加でき、まるで囲めばテキストのコピーもできる。本当に手書き感覚でメモをとれるのが便利だ。
iPadOS 15では指もしくはApple Pencilを画面外の右下から画面中央にスワイプすると「クイックメモ」を呼び出せる。
付箋紙のように手書きで文字を書いたりできるだけでなく、例えば、ブラウザでサイトを見ている際にクイックメモを呼び出すと、そのページのリンクを貼り付けることも可能だ。パブリックベータ版では完璧に動いていない感じがするが、あれこれアイデアを練ったり、旅行の計画を立てるときなど、「いろんなサイトをチェックして、情報を収集しつつ、自分でメモをとる」という使い方としては最高なのではないか。
クイックメモは「メモ」アプリのメモとして他のアップルデバイスにも同期されるので、iPhoneで閲覧したり、Macでチェックするということも可能になる。
この連載の記事
-
第201回
スマホ
ソニー「Xperia 1 VI」はこだわりから“現実路線”に変わった -
第200回
トピックス
楽天モバイル 契約は絶好調だが、黒字化にはテコ入れが必要だ -
第199回
iPhone
アップル新型「iPad Pro」実物を見たら欲しくてたまらなくなった -
第198回
トピックス
ドコモ新社長は“経済圏”拡大より、ネットワーク品質とショップ網の再構築を最優先すべきだ -
第197回
トピックス
なぜソフトバンクやKDDIのネットワークは強いのか 「2.5GHz帯のTD-LTE」最強説 -
第196回
トピックス
F1の裏に“レノボ”あり 500TBのレースデータを高速処理 -
第195回
トピックス
格安スマホ、キャリアより「シンプルで安い」とふたたび注目 -
第194回
トピックス
中国スマホメーカー、日本への攻勢強める 格安折りたたみスマホで勝負 -
第193回
トピックス
ドコモが狙う“スマホの次“ iPhoneから「Vision」の時代へ -
第192回
トピックス
KDDI「povo」世界進出へ “黒子に徹する”新ビジネスとは -
第191回
トピックス
スマホ基地局を安くする ドコモとNECが世界展開する「オープンRAN」とは - この連載の一覧へ