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iPadなら在宅でも共同作業でホワイトボードに書き込み! おすすめアプリ4選

2021年03月11日 12時00分更新

文● 井上 晃 編集●飯島恵里子/ASCII

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右上の共有アイコンをタップし、例えば「すべてのユーザがアクセスできるリンクを公開(サイン不要)」をオンにする

互いの書き込みを守りながら共有する「Limeboard」

 先に述べたように、GoodNotes5では、互いの書き込みが破損してしまうリスクがある。2~3人での共有ならばさほど問題ないかもしれないが、チームの人数が増えた際には扱いづらい。そこで、互いの記述を保護しながら書き込めるアプリとして「Limeboard」を勧めたい。こちらはユーザーごとにレイヤーが分かれており、他人の書き込みを消すことなくノートに書き込めるのが特徴だ。

 Limeboardの利用は無料だが、ホストとしてボードを作るユーザーは、アカウント登録が必要となる。Apple IDのほか、Facebook、Twitter、Googleなどのアカウントを用いたサインインが可能だ。メールアドレス単体での登録はできない。なお、ホストとなるユーザーがサインインしている場合、URLの公開範囲を「リンクを知っているすべてのユーザー」にすることで、ホスト以外はiPadでアプリさえインストールしていれば、サインイン不要で同じ画面を編集できる。メンバー全員がアカウントを作成しなくても大丈夫だ。

表示されたURLを共有すれば、iPadユーザーに対してボードを共有できる

ユーザーごとに書き込めるレイヤーが分かれており、他人の書き込みを消すことがない。なお、画面右上のアイコンには、ホスト以外の参加ユーザー数が表示されている

 またLimeboardは、ボード(書き込みをするキャンバスのこと)を縦・横・両方に伸ばす選択ができるのが特徴。GoodNotes 5のようにノートのページで区切られていないため、それこそブレインストーミングのように延々と書き込みをしたいような場面では扱いやすいだろう。ペンツールもiPadOS標準のものが表示されるため、iPadを使えるならUI操作がわからないということも起こりにくい。

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