メルマガはこちらから

PAGE
TOP

賞金総額100万円のFixstars Amplifyハッカソンがスタート

PR TIMES

株式会社フィックスターズ
量子アニーリングクラウドのアプリを1ヶ月開発、参加登録の期限も延長




マルチコアCPU/GPU/FPGAを用いた高速化技術のグローバルリーダーである株式会社フィックスターズ(東証1部:3687、代表取締役社長 CEO:三木 聡)は、量子アニーリングマシンを実行するためのクラウド基盤「Fixstars Amplify」を使ったアプリケーション開発を競うハッカソンが開始されたことをお知らせします。また、参加賞としてご用意したパーカーの数に若干の余裕があるため、ハッカソン参加登録の締め切りも延長することにしました。

Fixstars Amplifyハッカソンのウェブサイト:https://amplify.fixstars.com/hackathon00

ハッカソン概要
ハッカソンの参加者は3月31日までの1ヶ月間、組合せ最適化問題*1を解く専用マシンである量子アニーリング/イジングマシン*2を応用したアプリケーションを開発します。開発したアプリのソースコードはMITライセンスで一般に公開されます。

笑いを誘うジョークプログラムから社会課題に挑む意欲作まで、開発するアプリのテーマは問いません。提出いただいたソースコードとアプリの説明スライドを基に1次選考を行います。通過者による最終プレゼンテーションをオンラインにて実施し、最終審査を経て優れたアプリの開発者を表彰します。

スケジュール


ハッカソンの参加登録:3月31日まで(延長)
アプリの開発期間:3月1日~3月31日
1次審査通過者の発表:4月16日
最終プレゼンテーション・表彰:4月24日 14時~17時


参加賞
Fixstars Amplifyオリジナルパーカー
賞金
最優秀賞:40万円
優秀賞:15万円
特別賞:5万円
※賞金総額100万円

審査員
慶應義塾大学 理工学部 物理情報工学科 田中 宗 准教授
九州大学 マス・フォア・インダストリ研究所 藤澤 克樹 教授
株式会社フィックスターズ 三木 聡 代表取締役社長 CEO
株式会社フィックスターズ 松田 佳希 エグゼクティブエンジニア

Fixstars Amplifyとは
イジングマシンを使ったアプリケーション開発及びシステム運用を実現するためのクラウドサービスです。研究や開発には無償で使えます。イジングマシンの利用に必要な前処理や後処理といった専門性の高い工程を自動化し、同じプログラムコードを使いながらどのイジングマシンを使うか選べるようにします。ハードウェアの性能を引き出すソフトウェア高速化を得意とするフィックスターズの知見を数多く組み込んでおり、簡単でありながら効率的にマシンを扱えます。新しいイジングマシンの登場や進化にもクラウドが機能を拡張して補い、Amplifyのユーザーが開発したプログラムコードや知見を有効活用しつづけられるサービスとして運営します。

1 組合せ最適化問題
組合せ最適化問題は、制約条件を満たした変数のうち、評価指標が最も高くなる値の組み合わせを求める問題です。考慮すべき条件や変数が増えるほど組み合わせパターンが急増し、計算が難しくなる特徴があります。実社会で計算ニーズが高く、あらゆるモノ・コトがつながるスマートシティでも、分散型エネルギー源や物流の輸送計画などで活用が期待されています。

2 量子アニーリング/イジングマシン
イジング模型と呼ばれる数理モデルを使って組合せ最適化問題を解く専用マシンをイジングマシンと呼びます。量子アニーリングもイジング模型を使うため、米D-Wave Systemsによって商用提供されている量子アニーリングマシンもイジングマシンに分類されます。

フィックスターズについて
フィックスターズ(https://www.fixstars.com/ja/)は、”Speed up your Business” をコーポレートメッセージとして掲げるソフトウェアカンパニーです。 マルチコアプロセッサを効率的に利用するためのソフトウェアの並列化および最適化と、省電力かつ高速IOを実現する新メモリ技術を活用したアプリケーションの高速化を通じて、医療、製造、金融、エンターテインメントなど、様々な分野のお客様のビジネスを加速し、グリーンITを実現しています。

合わせて読みたい編集者オススメ記事