第51回 「VAIO、法人向く。」の現在を探る

第10世代プロセッサー搭載でさらに洗練

リモートワークの選択肢が必須の時代、新型VAIO SXシリーズの輝きが増す

文●飯島範久 編集●ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

バッテリー駆動時間の改善で最長20.5時間に

 VAIO SX14のフルHDモデルは、省電力液晶を採用することで、最長20.5時間駆動を実現している。モバイルワークにおいて、電源のない場所で作業する可能性を考えれば、できる限り長時間駆動してくれることが望まれる。

 また、VAIO SXシリーズは、USB Type-C経由や通常のUSB充電器での充電にも対応しているため、スマホの充電器と共有することで、荷物を減らすこともできる。新たに、VAIOは「Type-C薄型ACアダプター」も発売。購入時に従来のACアダプターに加えて同梱も可能で、VAIO本体とデザインマッチしたアダプターを利用できるようにもなった。

Type-C薄型ACアダプターが登場。

 さらにVAIOのアクセサリーとして、待望の「Type-Cドッキングステーション」も登場。約30cmと少し長めのケーブルで、デスク上で取り回しやすい。これにより、デスクワークではドッキングステーションを接続してディスプレーや有線LAN、電源を利用し、外出する際はケーブル1本外すだけで済むようになる。時短にもつながるので、同時に導入することをオススメしたい。

Type-Cドッキングステーションがあれば、デスクワークとモバイルワークの切り替えが容易になる。

セキュリティー面も強化

 VAIO SX12/SX14のパワーアップポイントとして、セキュリティー面の強化が挙げられる。従来も指紋センサーを搭載でき、指紋による認証でWindowsなどのログインを可能にしてきた。それに加え、顔認証も選択可能にしている。

Windows Helloに対応した顔認証の設定画面。

 指紋認証でもPINやパスワードよりは安全でかつ、素早くマシンを利用可能にするが、顔認証なら画面に顔を向けるだけですぐに認証可能となる。席を離れるたびにロックが掛かり、それを解除するために認証をするとなると、やはり顔認証のほうが圧倒的に楽だ。

 ただ、顔認証はマスクをしていると認証されない。そのため、指紋認証とダブルで利用することで、利便性と安全性を兼ね合わせたマシンとなる。

 また、起動時のBIOS認証にも対応している。スマホやUSB機器をセキュリティーキーにすることもでき、より強固な認証を可能にしている。こうした、何重にもセキュリティーをかけることで、モバイルワークで懸念される盗難による情報流出を極力低減できる。

過去記事アーカイブ

2024年
02月
2023年
01月
02月
03月
04月
05月
06月
07月
08月
09月
10月
11月
12月
2022年
01月
02月
03月
04月
06月
07月
08月
09月
10月
11月
12月
2021年
01月
02月
03月
04月
05月
06月
07月
08月
09月
10月
11月
12月
2020年
01月
03月
04月
05月
06月
10月
11月
2019年
01月
02月
03月
04月
05月
06月
07月
08月
09月
11月
12月
2018年
01月
02月
03月
04月
05月
06月
07月
08月
11月
12月
2017年
01月
03月
04月
05月
06月
07月
08月
09月
10月
11月
12月
2016年
01月
02月
03月
04月
05月
07月
08月
10月
11月
12月
2015年
01月
02月
03月
04月
05月
06月
07月
08月
09月
10月
12月
2014年
07月
08月
09月
10月
11月
12月