マカフィーは1月6日、年頭の挨拶を発表した。
同社によると、2019年はクラウドへの移行が進んだのはもちろん、クラウド環境に対するセキュリティー対策への意識が高まり、CASBの導入が進んだという。2020年は、日本に世界からの注目が集まり、サイバー攻撃の標的にされる可能性が高まるとのこと。
同社は、変化するサイバーセキュリティー環境に対応するために、デバイスからクラウドまでを保護対象にしたクラウドベースの包括的セキュリティーポートフォリオ「McAfee MVISION」において、2019年には「MVISION Cloud」の機能強化、「Endpoint Detection and Response(EDR)」や、脅威動向を把握し、企業がプロアクティブなセキュリティー体制を整備することで、リスクを制御できる「Insights」などを発表。2020年もさらに機能拡充を図るとしている。
同社は「企業・団体のみならず個人の方までもが安全・安心にITの利用がかなう環境整備に貢献するために、世界中に広がる10億超のセンサーから集約される脅威情報、そこから得られる洞察を活かし、また、パートナーや業界各社と連携・協調し、『デバイスからクラウドまでを保護するサイバーセキュリティー企業』の理念の基、セキュリティーの強化に邁進してまいります。本年もより一層のご高配を賜りますよう、お願い申し上げます」と挨拶を締めくくった。