同じ条件のスピードテストでは圧倒的な差が!
スピードテストチェックでは、同じHUAWEI Mate 20 Xを4Gに固定したモデルと並べて同時に速度を計測できました。何度かテストを繰り返してみたところ、5G側は870Mbpsが最高、平均800Mbps、4Gで平均150Mbpsといったところでした。上りは5Gが100~120Mpbs、LTEが20~40Mbps。また、遅延は5Gが10ms台、4Gが30ms台でした。デモ用に整備された環境かもしれませんが、4Gと5Gの違いがよく出ています。
さて香港で5Gが始まるとどのようなメリットがあるでしょうか。マニア的には現時点でも世界中から最新スマートフォンが輸入され、スマホビルと呼ばれる「先達廣場」などで自由に売買されています。また、香港はプリペイドSIMの購入に登録が不要で自由に購入できます。つまり香港で5Gが始まれば、他の国でしか売られていない5Gスマートフォンが輸入されて販売されるようになるでしょうし、プリペイドSIMで5Gが利用できる日もすぐに遠くないはず。最新の5G端末を買って、その場で5G回線を試すことが手軽にできるようになるわけです。
6月には別のキャリア、香港電訊(HKT)も5Gの体験イベントを開催しており、香港市民の間でも5Gに対する認知度が高まっています。日本の5Gも正式なサービスインは来年ですが、自分の5Gスマートフォンをそのまま香港に持ち込んで使えるようになる日も、早い時期にやってくるでしょう。
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