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ASUS、冷却効果を上げたRTX 2080 SUPER搭載ビデオカード2製品

2019年08月01日 13時10分更新

文● 高橋佑司

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 ASUS JAPANは8月1日、GeForce RTX 2080 SUPERを搭載したビデオカード「ROG-STRIX-RTX2080S-A8G-GAMING」「DUAL-RTX2080S-O8G-EVO」を発表。8月2日から販売する。予想実売価格は、ROG-STRIX-RTX2080S-A8G-GAMINGが11万1000円前後、DUAL-RTX2080S-O8G-EVOが10万5000前後。

 ファンのハブを小さくすることでブレードを延長するとともに、バリアリングを増設することで下向きの空気圧を高めて冷却効果を向上した「Axial-techファン」を採用。ROG-STRIX-RTX2080S-A8G-GAMINGは3基、DUAL-RTX2080S-O8G-EVOは2基搭載する。

 2.7スロットデザインにより、表面積が広いヒートシンクを採用することで、熱を吸収する構造に仕上げている。

 GPUコアの温度が55度を下回ったときはファンの回転を止める0dBテクノロジーも搭載。負荷の軽いゲームは静かに楽しむことができる。GPUの温度が上がると、ファンは自動的にまた回転するようになっている。

 ROG-STRIX-RTX2080S-A8G-GAMINGは、従来のヒートスプレッダーよりもGPUに2倍以上接触するサーフェスを増やし、熱伝導性を改善したという銅製ヒートスプレッダーを搭載。

 基板上にファンモードの切り替えが可能なスイッチを搭載しており、Performanceモードではファンが常に回転、Quietモードではパワーターゲットの設定が優先され、指定温度に満たない温度ではファンの回転を弱めることができる。GPU Tweak IIソフトウェアでさらに細かい設定をすることも可能。

 ベースクロックは1650MHz(OCモード時1680MHz)。ブーストクロックは1830MHz(OCモード時1860MHz)。メモリースピードは15500MHz。搭載ポートはHDMI×2、DisplayPort×2、USB Type-C。電源コネクターは8ピン+8ピン。サイズは幅300×奥行き130×高さ54mm。

 DUAL-RTX2080S-O8G-EVOは、ベースクロックは1650MHz(OCモード時1680MHz)、ブーストクロックは1830MHz(OCモード時1860MHz)。メモリースピードは15500MHz。搭載ポートはHDMI、DisplayPort×3。電源コネクターは8ピン+6ピン。サイズは幅267×奥行き118×高さ58mm。

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