標準+ズームか、標準+モノクロか
デュアルレンズ
「iPhone 7 Plus」で初採用されたデュアルレンズ。被写体の背景を巧みにボカすポートレートモードによって、ますますSNSに投稿するのが楽しくなった。
Androidスマホの世界ではすでにデュアルレンズがハイエンド級からミドルクラスにまで広がっている。国内で発売されたスマホでは、ファーウェイの「honor 6 Plus」、そして昨年リリースの「HUAWEI P9」ではさらにLeicaとのコラボが大きな話題となった。
ただ、iPhoneとはやや仕組みが異なり、iPhoneでは標準レンズ+望遠レンズの組み合わせで、画質を落とすことなく光学2倍を実現するのに対し、HUAWEI P9やP10はRGBセンサー+モノクロセンサーで、写真の表現力をさらに高める仕組みとなっている。デュアルレンズを搭載するAndroidスマホでもそれぞれ方式が異なっている。
honor 6 Plusの記事はこちらから。
日本のユーザーには当たり前すぎる機能
防水・防塵
長らく日本のユーザーが待望しており、iPhone 7で満を持して正式に対応した防水・防塵。日本のケータイユーザーにとっては、フィーチャーフォン時代から、防水・防塵は当たり前。国内市場でリリースされたAndroidスマホでも、初期のモデルから同じことだった。とはいえ、海外メーカーのAndroidスマホについては、防水対応はあったりなかったり。GalaxyシリーズもS5で対応したのに、S6では非対応に、S7では再度対応とブレが生じている。
REGZA Phone T-01Cの記事はこちらから。
キャッシュレスが便利過ぎる
Apple Pay
昨年、次のiPhoneではFeliCaが採用されるという噂を聞いて、にわかには信じられなかった。というのも、ほぼ日本でのみ普及が進んだ規格だからだ。しかし、実際にiPhone 7でFeliCa搭載となり、Apple Payという形で利用可能になった。
日本ではケータイ時代からおサイフケータイが普及していたこともあり、こちらもAndroidスマホでは、国内市場での初期の段階からおサイフケータイに対応。最初の対応モデルは2010年にauから登場した「IS03」(シャープ製)だ。
IS03の記事はこちらから。
温故知新! スマホに歴史あり
AndroidスマホもiPhoneも切磋琢磨して進化していく
イノベーションというのはいくつものトライ&エラーによって生み出されている。今では当たり前のようにスマホに搭載されている技術や機能も、気が遠くなるくらいの試行錯誤から採用されている。そのときは何も思わなくても、いつか振り返ったときに「あの機能は進化してこうなったんだ!」と思い出してほしい。きっとモノに対する愛着が湧くはずだ。
この連載の記事
-
第77回
iPhone
iPhone XとHUAWEI P10 Plusのカメラで詳細画質対決! -
第76回
iPhone
iPhone Xはほぼ在庫ありに Apple Storeでも今週末到着 -
第76回
iPhone
iPhone Xの画質はカメラアプリで変わるのかを検証した -
第75回
iPhone
待ってた! GoogleマップがiPhone X対応 -
第75回
iPhone
一括購入したau版iPhone Xをルール変更後にSIMロック解除した -
第74回
iPhone
5.8型のiPhone XはほかのiPhoneより本当に画面が大きいのかをアナログに検証する -
第73回
iPhone
iPhone Xを水で洗ってみました。結果は…… -
第72回
iPhone
絶対に壊したくないでござる! iPhone X用のケースはMIL規格準拠で選べ! -
第71回
iPhone
iPhone Xのサイドボタンはホームボタンに変わる万能選手 -
第70回
iPhone
iPhone X vs カメラ自慢スマホ! インカメラはどのくらい盛れる? -
第69回
iPhone
iPhone Xが5点満点の4.5点である理由 - この連載の一覧へ