このページの本文へ

大京が「再配達ゼロ」の宅配ボックスを開発、集合住宅に設置拡大

2017年04月11日 11時28分更新

記事提供:通販通信

  • この記事をはてなブックマークに追加
本文印刷

 (株)大京と(株)フルタイムシステムは11日、集合住宅の全戸に専用ボックスを設け、再配達が実質ゼロになる住宅専用宅配ボックス「ライオンズマイボックス」を開発したと発表した。

 大京は来年3月竣工の新築物件にこの宅配ボックスを設置し、既存マンションへの導入も提案する。また、フルタイムシステムの販路を通じて他マンションにも導入。宅配ボックスの普及拡大で、社会的課題となっている再配達の削減に貢献する。

宅配ボックスの欠点を解消

 宅配ボックスは、満杯になると宅配業者が荷物を入れることができず、居住者が不在時に再配達になってしまうことや、荷物が大きいと宅配ボックスに入らないという欠点があった。「ライオンズマイボックス」は、居住者ごとの専用宅配ボックスを用意し、1つのボックスに複数の荷物や異なる配送会社の荷物をまとめて収納できるようにした。メールボックスを一体化させたことで、郵便と宅配便を一度に受け取れる。サイズが大きい荷物は、全戸共有の大型荷物用のボックスで受け取ることができる。

 18年3月竣工の5物件(首都圏・北海道)での設置が決定しており、その後も全国の10物件で導入する予定。また、大京グループの(株)穴吹工務店が提供するサーパスマンションシリーズでの導入や、既築物件のリニューアル工事でも導入を提案するほか、フルタイムシステムの販路を通じて他マンションへも導入する。

Web Professionalトップへ

WebProfessional 新着記事