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三陽商会、113億円の赤字…EC集中で利益率改善へ

2017年02月16日 09時09分更新

記事提供:通販通信

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 (株)三陽商会が2月14日発表した2016年12月期連結決算は、売上高が前期比30.6%減の676億1100万円、84億3000万円の営業損失(前年同期は65億7700万円の営業利益)、113億6600万円の純損失(前年同期は25億9500万円の純利益)となった。

 バーバリーブランドの販売権が終了したことや、百貨店に展開していたブランドが苦戦したことで、大幅な減収減益となった。また、希望退職者を募集した経費約26億円を特別損失に計上したことなどでで、純利益が大きく落ち込んだ。

 同社は、直営型ビジネスとECに集中し、2018年度に黒字化を目指す「新経営計画」を同日に発表。パーソナライズ機能の拡充、決済機能の強化などを実施し、自社ECサイトと外部ECモールでの機能を強化することで、EC売上高を年間24%向上することを目指す。利益率の高いECを拡大し、全社の利益率改善を図る。

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