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第7回 教育ITソリューションEXPOの東芝クライアント・ソリューションブースを見てきた

東芝の教育向けICT機器やアプリにグループ学習の未来を感じた

2016年05月19日 18時54分更新

文● 八尋/ASCII.jp

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デジタルとアナログの融合、これがグループ学習の未来だ!

「TruNote Classroom」

 学校教育ゾーンに展示されていた「TruNote Classroom」(参考出展)と、「dynaSchool デジタルノート@クリエイターズ」も興味深かったので紹介する。

アプリは教師用と生徒用を用意。教師は最大10グループまで一括で管理できる

 TruNote Classroomは、グループ学習用のアプリで、児童・生徒のタブレット間で1つのデジタルノートが共有できる。おなじWi-Fiに接続していれば、書き込んだ情報が共有しているタブレットすべてに反映される。教師は管理画面で各グループの状況を把握できるほか、授業後にデータを回収して残しておくことも可能だ。デジタルノートはデジタイザーでの書き込みのほか、イラストや写真を貼りつけられる。

1台のタブレットに書き込むと、別のタブレットにも書き込んだことが共有される

教師は各グループの状況をひとめで確認できるという

デジタイザーの書き込みのほか、写真やイラストを貼りつけることも可能

 デジタルノート@クリエイターズは、紙のノートをタブレットで撮影し、データ化できるアプリ。データ化したノートに、デジタイザーでテキストを追加したり、写真や動画を貼りつけられるのが特徴だ。動画は、アプリと別に動画視聴ソフトをインストールすることなく使用できる。

「デジタルノート@クリエイターズ」

紙のノートをデータ化し、テキストの追加のほか、画像や動画を貼りつけることが可能

導入事例だと、紙のノートに書く時点で、画像や動画を貼りつけるスペースを開ける生徒や、実物が目の前にあるのに、写真撮影に集中しすぎて実物を中々さわらないくらい熱中する生徒もいるのだという

学校内で1人1台タブレットを持って学習する日も近い?

 近未来を取り上げたマンガやドラマのように、近い将来学校で1人ずつノートパソコンもしくはタブレットが与えられ、授業もハイテク化する日がくるのではないかと、ぼんやりと考えたことがある。また、それは近い将来ではなく、だいぶ先のことになるだろうと勝手に考えていた。しかし、教育ITソリューションEXPOの東芝クライアント・ソリューションのブースを見ていると、実際に着々とICT機器を使った教育の実現、導入が進められていることがわかった。

 もし自分がまだ子供だったら、間違いなく導入されたら喜ぶだろうなとも思った。まだまだ試験段階のものも多いとのことだったが、より多くの最新技術を駆使した学校教育を実現させてほしいと感じた。東芝クライアント・ソリューションのICT機器の今後の発展に期待したい。

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