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ベネッセHD、純利益113%増…海外通教と介護事業が好調

2016年02月08日 06時15分更新

記事提供:通販通信

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 (株)ベネッセホールディングスが5日発表した2016年3月期第3四半期(4~12月)連結決算は、売上高が前年同期比4.6%減の3311億5800万円、営業利益が同62.2%減の154億8500万円、純利益は同113.4%増の77億7900万円となった。

 売上高・営業利益・経常利益は減収減益だったが、特別損失の減少で純利益は増益となった。減収の主な要因は、個人情報漏えいにより営業活動を自粛し、主力の通販教育講座「進研ゼミ」「こどもちゃれんじ」の会員数が減少したこと。国内教育カンパニーの売上高は同16.6%減の1443億9100万円、営業利益は同73.5%減の92億6600万円となった。

 海外事業開発カンパニーが好調で、売上高は同33.5%増の201億1700万円、営業利益は同21%増の19億7600万円となった。中国の通販教育講座の在籍数が拡大したことと、円安による為替換算時のプラスが影響した。

 介護・保育カンパニーは、売上高が同9.1%増の701億5800万円、営業利益は同37%増の48億48億6200万円となった。高齢者向けホームと住宅数を前年から19ホーム拡大し、入居者数が順調に推移した。

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