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無償アップグレードでちゃんと使える?

LTE SIMフリーの10.1型タブレット「Venue 10 Pro」にWindows 10をインストールする (2/2)

2015年08月11日 10時00分更新

文● 松野/ASCII.jp

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ほとんどの機能を快適に使用できる
未対応機能は後日ドライバーで配信するとのこと

 アップグレード後のVenue 10 Proだが、筆者が検証したところでは、特に問題がなくほとんどの機能を利用でき、付属のキーボードもすぐに使うことができた。これからVenue 10 Proを買いたい、あるいはすでに持っているがアップグレードが不安という人も、ソフトの互換性が気にならなければ基本的には安心してアップグレードして構わないだろう。

Windows 10で刷新された「タブレットモード」。Windows 8から登場したライブタイルのほか、画面下および左端にタスクバーのようなアイコン領域をあらたに配置している

デスクトップ画面からアクションセンターを呼び出し、「タブレットモード」をタップすることで移行可能。もう一度タップするとデスクトップ画面に戻る

タイルは表示数やサイズなどを自分好みに配置をカスタマイズすることで、格段に扱いやすくなる

アプリ一覧、よく使うアプリなどもワンタッチで呼び出し可能に

複数のデスクトップ画面を切り替えられる「タスクビュー」機能は、タブレットモードでは起動中のアプリ一覧表示になる

Officeなどで2画面のマルチタスク表示が可能。タブレットでも快適に動く

 検証中に唯一認識しなかったのは、Windows 10であらたに実装された、キーボード接続の有無を検知してPC/タブレット向けのUIを自動で切り替える「Continuum」。こちらに関しては、後日デルから配布される予定のドライバーで対応するそうなので、現状タブレットモードへの移行は手動で切り替える必要がある。と言っても画面のスワイプでアクションセンターを呼び出し、タブレットモードのメニューをタッチするだけなので、それほど手間ではない。

UIの自動切り替えはドライバーが追い付いておらず、うまく機能しなかった。今後配信されるドライバーで対応予定とのこと

 筆者は主にタブレットモードでの使い勝手を検証したが、もちろん、キーボードを接続してPCのように使うことも可能だ。PCとしてもタブレットとしても使用可能なVenue 10 Proは、Windows 10を楽しく使えるデバイスとしてもオススメできる。

デル株式会社

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