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変態家電ライターが夏の海外旅行にオススメなデジタルグッズを厳選

藤山推薦、俺サマーな夏をエンジョイする鉄板グッズ5

2015年07月16日 11時00分更新

文● 藤山哲人 編集●飯島恵里子/ASCII.jp

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第1位 国際線荷物の重量オーバーは6万円!? 飛行機に乗るならデジタル荷物はかり

 国内外ともに旅行経験の豊富な筆者がオススメする、旅行便利アイテムNo.1は「デジタル荷物はかり」。モノを乗せて測るのではなく、バネはかりのようにフックにものを引っ掛けて重さを量るタイプ。しかも1980円とかなり安い!

最大40kgまで量れる電子式バネはかりって感じ

 さてエアラインや座席のクラスによって異なるが、国際線の預け荷物は規定が改正されエコノミークラスで23kgが2個まで無償となった。なのでそうそう重量オーバーすることはなくなったが、重いお土産が多い場合は要注意だ。つい最近まで1個までだった預け荷物だが、重量超過料金はチェックインカウンターで「えーっ! そんなに高いの!?」って退いちゃうぐらい高い!

 国際線の超過料金は万単位での請求。どひゃー! なのだ。規定が改定され2個までOKとなったのはいいが、これにも落とし穴が。2個の総重量が46kg以内じゃなく、1個ごとに23kgをオーバーしていないかで計算されるのだ。

2個の総重量じゃなく、それぞれ23kgの重量超過に注意しないとならない飛行機の預け荷物。国際線の超過料金は、マジ高けぇ!

 つまりお土産が多いからといって、1個のスーツケースが10kg、もう片方が33kgだった場合。総重量では無償なのだが、JALで日本〜ハワイの旅を例にすると、1個が10kgオーバーとなり32kg超の料金6万円(32kg以下なら1万円)もかかってしまうのだ。もちろん、空港のカウンターでスーツケースを開けて荷物を詰め替えれば事なきを得るが、スマートに無償ワクを最大限活用するには、はかりがマストアイテムになる。

フックに吊るして持ち上げるだけ。数秒持ち上げれば、重さが安定した状態を見計らって測定し、ピ!と音でお知らせしてくれる

 かたや国内線は、20kg×1個まで。デジタルガジェットが多いとあっさり20kgオーバーするので要注意だ。ただ国際線と違って追加料金が万のオーダーに載ることは少ないが、それでも1kg超過するごとに400円程度かかるので、10kgオーバーで4000円の出費となる。こうなると宅配便の方が安上がりなので、オーバー分の荷物は現地から自宅に発送したほう安く済む。ここでも活躍するのは、携帯用のデジタルはかりだ。

 さてこのデジタル荷物はかりは、500g〜40kgまでとかなり重いモノまで量れる割には、分解能が10g単位と細かい。試してみたところ、精度落ちるかもしれないが最低100g程度から測れるようだ。これなら料理にも使えるだけでなく、大型の封書や小包などの郵便料金を調べるのにも使えるだろう。

フックの先にクリップをつければ、大型の郵便物の料金を調べるはかりとしても使える。液晶はブルーに光るバックライト付きなので、暗いところでも数字を確認できる

 あらかじめフックに洗濯ばさみなどを吊るして電源を入れれば、洗濯ばさみを入れた状態で0gになるので、あとは洗濯ばさみに封書を吊るすだけ。

 またTAREボタンを押すと、今フックに吊るしている重さを差し引いて0gにリセットしてから重さを量れる。なので容器の重さを差し引いた計測も簡単だ。なので移動用のケージ入れたペットの体重を量ったり、洗濯物の重さを測るのにも重宝するはずだ。

 このはかりを手に入れると、とにかく色々重さを量ってみたくなる衝動に駆られる不思議アイテムでもある。


(提供:サンワサプライ)


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