パイオニアは3月2日付けで、パイオニアグループの家庭向けAV事業、電話機事業、ヘッドフォン関連事業をオンキヨーに譲渡した。これにともない、両社の子会社を再編。新体制を発表した。
家庭向けAV機器の企画、開発、製造、販売は「オンキヨー&パイオニア株式会社」が、オンキヨーマーケティングジャパンの事業は「オンキヨー&パイオニアマーケティングジャパン株式会社」が引き継ぐ。
オンキヨーでは、今回の事業統合および再編について、「さらなるAV事業の強化を図るべく、新体制で事業に取組むことを目的とし」ているとコメント。オンキヨー、パイオニアの両ブランドは今後も維持する計画。
また同日、パイオニアとアメリカのファンド コールバーグ・クラビス・ロバーツ・アンド・カンパニー・エルピー(KKR)は連名で、パイオニアブランドのDJ事業に関しても発表。「パイオニアDJ株式会社」の持株会社「パイオニアDJホールディングス」の発行済み株式の85.05%をKKRが、14.95%をパイオニアが取得した。パイオニアブランドのDJ関連機器の製造および販売は、今後パイオニアDJが引き継ぐ。