富士通総研は2月16日、「2015・2016年度経済見通し」を発表した。2014年10~12月期のGDP統計(1次速報)の発表を受け、経済見通しを改訂したという。
これによると、世界経済は、引き続きアメリカを牽引役に緩やかな拡大を続けていくと見込まれるとする。その上で、日本経済は回復軌道に戻っており、賃金上昇により個人消費が堅調に推移。設備投資、輸出も増加を続け、加えて原油価格下落による企業、家計の実質購買力の増加が景気を下支えすると分析。2015、2016年度と景気拡大は持続していくと考えられるという。