2月12日から15日まで開催されているカメラと写真の総合展示会「CP+ 2015」。各社が多数のカメラや望遠鏡を展示している中、SDカードやHDD、USBメモリーなどがメインでズラリと並んだブースがあった。それは、今回初めて単独の出展をした東芝のブースだ。その意図を、東芝 セミコンダクター&ストレージ社の電子デバイス&ストレージ営業センター パーソナルストレージ営業推進部の羽多野雄介氏に聞いた。
CP+初の出展に気合を入れて臨む東芝
――「東芝がCP+のブースを単体で出展するのって初めてですよね?」
波多野氏:「はい。今回が初ですので、気合が入っています。東芝では、会社の収益の柱として今ストレージ製品を位置付けていますので、こういった展示会の場を借りてお客様に説明する必要があると思ったからです」
「TransferJet」準拠のSDカードは国内初展示だと思います。ただ速いだけなら他社さんの製品にもありますので、東芝の色を出した製品をお客様に触れていただくというのが重要かなと考えています」
――「お客さんの反応はどんな感じですか?」
波多野氏:「CP+はカメラのイベントなので、ストレージ製品のみでブースを出展して大丈夫なのかと心配していましたが、予想以上にお客様に興味をしめしていただいてくれています。カメラだけでなくメモリーカードもセットで写真撮影ができるので、その1つのツールとして重要視されているのが再確認できたの収穫でした
また、富士フイルムやリコー、ニコン、オリンパスのブースで東芝のストレージを展示していただいています」
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