iPhoneの連絡先カードには、1人につき1枚のプロフィール写真が設定できる。iOS 8では着信時に発信者の画像が表示されたり、「よく使う項目」でアイコン表示されたりして便利だ。知り合ったばかりの相手なら、写真を設定しておけば顔を覚えやすくなる。
しかし連絡先カードで画像を設定しようとしても、選択肢が「写真を撮る」か「写真を選択」しかない。その場で相手の顔写真を取るか、カメラロールにあらかじめ保存しておくしかないため、結果的にプロフィール写真を設定できない場合は多い。
……と思いがちだが、実は他のアプリでコピーした画像をペーストして設定することが可能だ。
たとえば、Safariで好きな画像を長押しし「コピー」をタップ。「電話」や「連絡先」アプリに切り替え、変更したい連絡先情報の編集画面に移る。そして「写真を追加」を長押しして「ペースト」を選択すれば、コピーした画像を貼り付けることができる。
またFacebookのアイコンを使うテクもある。自分のFacebookアカウントを設定した状態で「設定」アプリを開き、「Facebook」を選択。「すべての連絡先をアップデート」をタップすれば、Facebookに連絡先のメールアドレスと電話番号が一時的に送信される。
Facebook登録データと連絡先が合致すれば連絡先カードがアップデートされ、その人のユーザー名や顔写真が表示されるようになる。
しかし一時的とは言え、むやみに連絡先情報を提供したくないと考える人もいるだろう。その場合は「設定」の「Facebook」から、「アカウントの使用を許可するAPP」の「連絡先」をオフにする。Facebookの画像を使って設定した写真や、Facebook経由で登録された連絡先などは消えてしまうので注意したい。