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Google、スマホ検索結果にも robots.txt によるブロックの旨を表示開始

2015年01月28日 15時32分更新

記事提供:SEMリサーチ

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英GoogleのAde Oshineye氏(デベロッパーアドボケイト)は2015年1月27日、モバイルサイトが Googlebot のクロールを拒否している場合に、デスクトップ版検索結果と同様に、robots.txt によりブロックされている旨のメッセージを検索結果のスニペット欄(説明文表示欄)に表示するようにしたことを公式に発表した。

For that reason, starting today, we’ll display a message in place of the description snippet for mobile search results blocking Googlebot for smartphones, just as we already do for search results blocking Googlebot. [Ade Oshineye, Developer Advocate at Google]

ニュースのポイント

Googlebot を拒否していれば robotx.txt でその旨の通知と共にスニペットが表示されないことは当たり前のこと、それがスマホ検索結果にも導入されたという話だ。従って、モバイルサイトを運営しており、(モバイル)検索結果に適切に表示されることを希望するのであれば、モバイル版サイトもきちんとクロールさせなさいという基本事項が守られているかを確認すればよい。


CSSやJS、画像フォルダへのアクセス許可の重要性を広めたい意図か

一般的なウェブマスターにとっての本件のニュースバリューは大したものではない。Google としては、将来の検索体験を優れたものにするために不可欠な、JavaScript や CSS、画像フォルダなどページレンダリングにかかわる重要なリソースに対してアクセス許可を与えることの重要性をウェブマスターに周知し、そのアクションを促すめの動機づけとして、メッセージを表示するという「不利益の可視化」を1つのステップとして導入したと考えると納得できるものだ。


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本文で指摘した通り、(SEO担当者視点で見れば)そりゃそうだろ的な話なのですが、どうでもいいことをどうでもいいと認識することも大事なので記事にしています。

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