図版:DMM英会話
昨年末に「2015年の目標は何か」と聞かれ、返事ができた人は4割もいなかったそうだ。「目標を立てるのが目標」なんて冗談にもならないが、自分が何をすべきか見つけることは目標の真髄でもある。
オンライン英会話「DMM英会話」を運営するDMMの調査によれば、昨年、目標を持ってスキルアップに取り組んだと答えたビジネスマンはおよそ半数。業務時間外にスキルアップに費やした時間としては、全体では毎週平均3.9時間、年収1000万円以上クラスに限れば毎週平均5時間を使っていたそうだ。
昨年末、すでに2015年の目標を決めていた人々が挙げた目標のトップ3は「業績アップ」「語学学習」「資格取得」。業績アップは2014年の7.1%から22.2%と大幅に上昇しており、景気回復に向けて勤労意欲が増している様子が見受けられる。自分の使える武器を増やす「語学・資格」も相変わらず意欲的だ。
なお、同じく2015年の目標があると答えた人たちのうち、約7割が昨年内に目標達成に向けて「既に取り組んでいることがある」と回答している。一般社員クラスは65%、管理職クラスでは74.6%の割合となったそうだ。意識の高い人々は、今年の目標も中長期計画として決めているのである。