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iMessageの「登録解除」で、アップルのテキストメッセージ・バグを修正する方法

2014年11月17日 07時00分更新

文● Adriana Lee via ReadWrite

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サービスと公式にお別れできる新ツール登場。

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もしあなたが悪名高いiMessageバグ(他のスマートフォンに機種変更するとiPhoneのテキストメッセージが消える)を何とかしようと奮闘中のiPhoneユーザーならば、心して聞いて欲しい。解決方法がかなり簡単になったのだ。

アップルは、ユーザーがiPhoneを手放した後でさえも、iMessageから登録解除することを公式に可能にした。これまではアップルケアの専門家のみが可能だったことだ。以下に方法を示そう。

iMessageの登録を解除する方法

はじめに、アップルの専用ページで、自分の電話番号を入力する。システムが送ってくる確認コードを入力して、公式にiMessageからの登録を解除する。驚くほど簡単だ。元iPhoneユーザー達の苦闘とは比較にならないほどに。

問題自体はとても基本的に見える。システムが、受取人が消えてしまった時(つまりスマートフォンを乗り換えた時)にiMessage(iPhoneユーザー同士の基本的なテキストメッセージ方式)をどう処理したら良いのか分かっていなかったのだ。電話番号を変えずにデバイスを変更し、iPhoneが廃棄又は交換された時に、iMessageからの離脱を知らせて従来型の携帯電話テキストメッセージ機能を呼び出す簡単なシステムが無かったのだ。

アップルによれば、ユーザーを自社エコシステム内にとどめておくために意図的に仕込まれたわけではないとのことだ。それを処理するパッチまで発行したのが証拠だという。だがそれでもまだ、特にiPhoneを手放す前にiMessageの登録を解除(これは[設定]>[メッセージ]から[iMessage]をオフにすることで可能だ)していなかった人々は、バグに苦しめられた。

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[設定]>[メッセージ]から[iMessage]をオフにすることができる

iPhoneを手放さず、対応可能なSIMカードを持っていた幸運なユーザーは、SIMカードを挿入して「設定」から、手動でiMessageを停止することができた。それ以外のユーザーはAppleCareのコードを送信することでiMessageの登録を解除することができた。だがこの方法が全ての人に有効だったわけではない。中には、最後の砦とも言えるアップルの専門家に頼ることさえできない人もいた。

幸運なことに、iMessageのバグから簡単に抜け出す方法が登場した。これが上手く行けば、テキストはその送信元や受信先に関わらず、自由に行き来することができるようになるだろう。

トップ画像提供:Adriana Lee

Adriana Lee
[原文]


※本記事はReadWrite Japanからの転載です。転載元はこちら


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