ゲームも仕事も1台で! コスパ最強15.6型ノート「mBook-T」を検証

パーツ構成を考えるとかなりお買い得なモデル

ハイスペックでコスパ最強! しかも上質ボディの15.6型ノート「mBook-T」

文●高橋量

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必要十分なインターフェース構成

 「mBook-T」にはインターフェースとして、USB 3.0端子×2とUSB 2.0端子×2、HDMI端子×1などが用意されている。メモリーカードスロットは、SD/SDHC/SDXC対応だ。個人向けのノートとしては、必要十分な構成だといえる。

 通信規格は無線LAN(IEEE802.11b/g/n)とBluetooth 4.0+LE、有線LAN(1000BASE-T)に対応。無線LANは混線に強い5GHz帯の周波数に対応していない点がやや残念だ。だが通信の安定性や速度は有線LANのほうが優れているので、オンラインゲームや社内ネットワークでの利用には可能なら有線で接続するといい。

「mBook-T」の本体前面。右側にSD/SDHC/SDXC対応メモリーカードスロットが用意されている

背面には取り外し可能なバッテリーが配置されているため、インターフェース類は一切ない

右側面には1000BASE-T対応有線LAN端子、HDMI端子、USB 3.0端子×2と並ぶ

左側面のインターフェース類はオーディオ端子とUSB 2.0端子×2、光学ドライブの構成だ

光学ドライブとしては、DVDスーパーマルチドライブを採用している

 カメラ機能としては、ディスプレー上部に有効画素数約100万画素のウェブカメラが用意されている。画素数がやや少ない気もするが、ビデオチャット程度なら十分な解像度だ。

ディスプレー上部に、有効画素数約100万画素のウェブカメラが用意されている

GPU搭載のデスクノートでも5時間駆動

 「mBook-T」のバッテリー駆動時間は、カタログ上で約5.5時間(JEITA 2.0)となっている。実際の駆動時間を計測するために以下の条件でテストを行なったところ、開始から5時間ちょうどでバッテリー残量が5%となり、休止状態へ移行した。

バッテリー駆動時間テストの条件

  • 電源プランを「省電力」に設定
  • 無線LANとBluetoothをオンに設定
  • ボリュームは50%に設定
  • ディスプレーの明るさを40%に設定
  • ディスプレーの輝度調整機能を無効化
  • テストには「BBench」を使い、10秒ごとのキー入力と60秒ごとのWebアクセスを有効化

 カタログ上の公称値よりも30分ほど短い結果となったが、据置用途のデスクノートでこれだけ持てば十分な結果だと言えるだろう。ゲームをプレーしている最中や仕事の作業をしているときに停電が起きても、十分対処できる長さである。ただし、GPUのフル稼働するような不可の高い3Dゲームではバッテリー消費が大きいため、余裕を持って対応したい。

マウスコンピューター/G-Tune


(次ページ「コスパ抜群でも上質なクオリティーを確保」へ続く)