日本航空(JAL)は24日、JALマイレージバンク会員の顧客情報が外部に漏えいした可能性があると明らかにした。漏えいした可能性のあるデータの総量から推測して、被害件数は最大75万件にのぼる恐れがあるという。
漏えいの可能性があるデータには、会員番号、名前、性別、誕生日、自宅、勤務先、電子メールアドレスなどの情報が含まれていたという。現状でパスワードとクレジットカード番号の漏えいは確認されていない。
同社の顧客情報管理システムにアクセスできるパソコンに悪意あるプログラムが仕込まれ、外部にデータが送信された可能性があるという。当面の対応として、同社の当該システムにアクセスできる全てのパソコンに対し、外部への接続を停止するといった対策を施している。