千趣会は8月28日、ベルメゾンのオリジナルシューズブランド「benebis(べネビス)」を、8月31日から9月3日までイタリア ミラノで開催される靴の国際見本市「theMICAM(ミカム)」のジャパンブースに初出展すると発表した。
ジャパンブースは、経済産業省が推進する「クールジャパン」の一環として、日本の革靴産業の海外展開を目指し設置されるもので、千趣会を含め日本企業5社が出展する。
「べネビス」はシューズデザインと基本機能を備えた日本製革靴を展示するほか、ミカム用モデル13型も用意する。価格は国内販売価格で、2万2000円~2万5000円(本体価格)を想定している。
今後は、「ミカム」のジャパンブースへの出展をきっかけとして、国内外の「べネビス」のブランド認知活動を強化。「ミカム」への定期的な出展と、海外小売業との提携による海外販売活動も視野に入れている。
「ミカム」は、ミラノで毎年春と秋の年2回開催される靴の国際見本市。イタリア人を中心に世界各国の靴バイヤーが毎年約4万人来場する。