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米Google、Authorship 中止を発表、自然検索結果の顔写真削除へ

2014年08月29日 11時02分更新

記事提供:SEMリサーチ

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米Google は2014年8月28日、Google Authorship の中止を発表した。今後、自然検索結果にウェブページの著者の顔写真が表示されなくなる。

2011年に導入された機能だが、3年を経て「当初想定したほどユーザーに価値を提供することができなかった」と結論づけ、中止を決定した。Google のテストによると、著者の顔写真を削除(非表示)にしても、トラフィックに影響がなかったという。今後、ウェブ検索で Authorship のタグは利用されない。


Google Authorshipは、Google+プロファイルとウェブページを関連づけて、「誰」がページの記事を作成したのかを明らかにするための機能。サイト運営者は自分のウェブページに指定のタグを埋め込むことにより、(また一定の条件を満たしていると Google が判断した場合に限り)、自然検索結果に自分のウェブページの横に Google+プロフィールに掲載する顔写真とリンクを掲載することができた。

今後、Google はschema.orgなどの構造化マークアップに引き続き注力していくとしている。

Authorship in web-search
https://support.google.com/webmasters/answer/6083347

"With this in mind, we've made the difficult decision to stop showing authorship in search results."
https://plus.google.com/u/0/+JohnMueller/posts/HZf3KDP1Dm8

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