ドスパラは8月23日、NVIDIA G-SYNCを搭載したAcer製27型ゲーミングディスプレー「XB270HAbprz」を詳しく紹介する「Acer製 G-SYNC対応モニタ 販売開始記念イベント」を開催する。
G-SYNCをざっくり紹介すると、ディスプレーのリフレッシュレートをGPUに同期させる技術のこと。
一般的にディスプレーは60Hzという周期で映像を表示しようとするので、GPU側は処理が間に合っていれば同じタイミングで映像を送信する(垂直同期、VSync)。しかしゲームの重い場面でGPU負荷が高くなるなどし、ディスプレーの表示周期に対して描画タイミングがずれると、表示がカクカクしてしまう。
しかしながら垂直同期を無効化すると、ディスプレーが映像を表示しようとしているところにGPUから映像が送られてくるので新旧2つの画面が混ざり合い、今度はティアリング(画面割れ)やちらつきが発生する。その原因は、通常のディスプレーには、GPUがたの状況に合わせた動作を行なう仕組みがないためだ。
この問題を解決するのがG-SYNCで、ディスプレーのリフレッシュレートをGPU側で制御することで、カクカクした表示やティアリングの解消を目指す。
イベントは8月23日の12時~18時、ドスパラ秋葉原本店にて開催。NVIDIAのテクニカルエンジニアによるG-SYNCトークセッションに加え、XB270HAbprzを使ったG-SYNCのデモンストレーションも用意される。
ローエンドGPU、ハイエンドGPU、そして将来的にもあると役立つ技術なので、気になる人はチェックしてみよう。