モバイルクレジットカード決済サービス「Square(スクエア)」を展開する米スクエアは現地時間4日、米キャビア(Caviar)を買収すると発表した。
米スクエアが展開するSquareサービスは、手持ちのスマホやタブレットを使い、顧客のクレジットカード払いに対応できるようにするもの。専用アプリ「Squareレジ」を無料インストールし、カード読み取り機「Squareリーダー」を接続することで利用できる。スマホやタブレットをクレジットカード決済端末化する感覚で、小規模店舗や移動店舗に向いている。
米キャビアは、サンフランシスやボストン、シカゴ、ニューヨーク、シアトル、ロサンゼルス、ワシントンDCでフードデリバリーサービスを展開。デリバリーサービスに手が回らないレストランでも、米キャビアのサービスにより、オンライン予約でフードデリバリーできるようにする。
米スクエアと米キャビアは同じ顧客層がターゲットとなる。店舗の事業支援サービスを展開するという点から、両社が手を組む意味は大きい。