白色申告をしているフリーライターが試してみた!
確定申告の帳簿付けが楽ちんになる「YAYOI SMART CONNECT」で自動取り込みを体験!
7月31日、先日発表された取引データを自動取り込みする新サービス「YAYOI SMART CONNECT」がスタートした。ゆくゆくはデスクトップアプリケーションの「弥生シリーズ」や今秋からサービスインする「やよいの青色申告 オンライン」でも利用できるようになるが、現在は「やよいの白色申告 オンライン」で利用可能となっている。今回は銀行・クレジットカードの取引データを取り込む自動仕訳機能と、Twitterで取引データを入力する機能が使えるようになった。早速新機能を試してみよう。
口座情報一括管理サービス「Zaim」や「MoneyLook」と連携
銀行やクレジットカード、電子マネーなどの取引データを、口座情報一括管理サービスと連携し、「やよいの白色申告 オンライン」に登録できるようになった。手動で入力する手間が削減できるほか、取引入力の見逃しが起きにくいというメリットもある。サポートしているのは、今のところ「Zaim」と「MoneyLook」の2つ。まずは、どちらかのアカウントを取得し、カードの情報を登録する必要がある。今回は、Zaimを利用してみた。
Zaimは全国で200万人が利用しているオンライン家計簿サービスで、1000以上の金融機関と提携している。AmazonやYahoo! Japan、セブンネット、ETC利用紹介などのサービスにも対応している。まずは、取り込みたい銀行やクレジットカードの口座を登録しよう。銀行口座を取り込むには、先に各銀行のオンラインバンキングの手続きを済ませておく必要がある。金融機関の数が1000以上とはいえ、932種類は農協や漁協で、大手・ネット銀行は16種類、銀行系を除くクレジットカードは20種類となっている。今回はみずほ銀行のオンラインバンキングで試してみた。
取引データを自動的に仕訳して取り込める
Zaimの登録が完了したら、「やよいの白色申告 オンライン」に取り込んでみよう。「スマート取引取込」でZaimを連携させ、取り込みを開始。自動的に取引分類が設定され、チェックボックスをオンにするだけで取り込める。「科目」が間違っている場合は、プルダウンメニューから修正できるが、後でも対応できるので、細かくチェックする必要もない。
ちなみに「対象外」と表示されている項目は取り込めない。白色申告の確定申告時に提出する「収支内訳書」には貸借科目の取引は記載しない。そのため、現金を引き出したり、自分の口座間でお金を動かした場合には取り込む必要がないためだ。
チェックボックスをつけて取引を送信するだけで、取引の入力が完了するのはとても便利。日付や振込先、金額などが間違いなく一発で入力できる。取引分類も、非定型テキスト解析と推論エンジンによる高度な判断を行っており、精度が高い。
(次ページ、「Twitterからつぶやくだけで取引データを入力できる」に続く)
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