米ヤフーは現地時間21日、米ヤフーが米調査会社フラリー(Flurry)を買収することで両社が合意に達したと発表した。
フラリーは、アプリ開発者やマーケター、消費者に対してモバイルアプリの最適化を図っている企業。フラリーのアプリ分析サービスは、全世界の14億台以上のスマホやタブレットで利用されている54万以上のアプリの動きを分析。Flurry Analyticsは約150カ国で17万人のモバイルアプリ開発者に利用され、8000にのぼるパブリッシャーが収益化しているという。
今回の買収によってヤフーはフラリーの実績やノウハウをいかし、モバイルアプリ開発者をサポートするサービスを向上させていく。また、ヤフー自身もモバイルアプリ事業に本腰を入れており、その開発や運営にも役立てていくと見込まれる。パソコンからモバイルへシフトするヤフーの事業方針がより鮮明に表れた動きとして注目される。