米Google は2014年7月14日、検索利用者が使用しているデバイスでは正常に表示されない可能性があるウェブサイトを検出した時に、その旨を検索結果で告知する新機能を追加すると発表した。
例えば、iOS や Android 端末は Adobe Flash をサポートしていない。検索結果に Flash を利用したページへのリンクが含まれていると、"Uses Flash. May not work on your device" との警告がスニペット下部に表示される。
警告文の下に "Try anyway" というリンクがあり、ここを辿ることで(サポートされていないデバイスでも)アクセスは可能。同社は従来から、Flash サイトなどモバイル端末から閲覧できない可能性があるサイトの検索順位を調整(=下方修正)する意向を示すなど、ユーザーのウェブ体験を損ねる技術を(結果的に)排除するための施策を行ってきたが、今回はそれを一歩押し進めた形だ。
Google はあらゆるデバイスで動作するウェブサイトを構築するために、HTML5 の利用を推奨している。また最近、Web Fundamentals と Web Starter Kit という2つの資料も公開しており、これまた Google が推奨してきた Responsive Web Design サイトを構築する上での参考になるだろう。
Google Web Fundamentals
https://developers.google.com/web/fundamentals/
Web Starter Kit
https://developers.google.com/web/starter-kit/
Promoting modern websites for modern devices in Google search results
http://googlewebmastercentral.blogspot.jp/2014/07/promoting-modern-websites-for-modern.html
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一番遭遇しそうなのが、Flash 利用サイトでしょうね、やはり。