日経BPコンサルティングは27日、半期に一度実施する、インターネットユーザーが国内500のサイトを評価する「Webブランド調査2014-春夏」の結果を発表した。
前回の「2013-秋冬」で2位の「Yahoo! JAPAN」がトップになり、前回トップの「楽天市場」は2位に下がった。「楽天市場」の4回連続首位はならず、「Yahoo! JAPAN」は「12-春夏」以来のトップ返り咲き。3位は前回に続き「Amazon.co.jp」となった。
同調査では、「アクセス頻度」と「サイト・ユーザビリティ(Webサイトの使いやすさ)」、「コンバージョン(会員登録や商品購入などサイト内で実際に行われた行動)」、「サイト・ロイヤルティ(Webサイトへの意識やリピート意向)」、「態度変容(サイト運営者のイメージや購入意向への影響)」、「波及効果(Webサイト以外での行動誘発)」の6つの調査ポイントとしているが、前回「2013-秋冬」との比較で、「Yahoo! JAPAN」はコンバージョンと波及効果で評価をアップ。「楽天市場」はコンバージョンとアクセス頻度を上げたものの、態度変容が大幅に下がり、サイトユーザビリティとサイト・ロイヤルティ、波及効果でも評価を落としている。
前回よりもスコアを10以上アップさせたのは「じゃらんnet」と「JTB」、「NTT」、「キユーピー」の4サイト。トラベル系のサイトがトップ2を占めたが、「じゃらんnet」と「JTB」は6つの調査ポイントでいずれも前回よりもスコアアップしている。