「mophie space pack」に関する
疑問を解決していこう
「mophie space pack」。iPhoneのバッテリーケース「juice pack」などで知られるモーフィー(mophie)が発売した、16GB/32GBストレージ付きのiPhone 5s/5用バッテリーケースである(関連記事)。
なにしろiPhoneケースにストレージが付いているということで、気になっている人も少なくないだろう。しかし、本当に“使える”製品なのだろうか。価格は16GBモデルが1万8144円、32GBモデルが2万2464円。さすがに、気軽に試すにはちょっと難しい値段といえる。
そこで今回は、実際に2週間ほど使用してみた筆者が、使ってみるまで疑問だったことと、使ってみて気付いたことなどをもとに、space packに対する疑問を10個挙げ、それらに答えてみる。購入を考えている人、買ってみたけどどうもなじまない……という人の参考になればさいわいだ。
Q1 そもそも、mophie space packって何?
Q2 space packを付けたままiTunesと同期できる?
Q3 どうやってストレージにファイルを入れるの?
Q4 アプリではどんなファイルが開ける?
Q5 space packをPCに繋げても、認識されなくなった……
Q6 厚みも重さも増しそうだけど、実際どうなの?
Q7 買ったけど、やっぱりちょっと大きすぎるかも……
Q8 16GBと32GB、どっちがオススメ?
Q9 iPhoneのバッテリーをどれぐらい充電できるの?
Q10 競合製品ってあるの?
Q1 そもそも、mophie space packって何?
A1 ストレージとバッテリーが付いたiPhoneケース
mophie space packは、16GB/32GBストレージと、1700mAhのバッテリーが付いたiPhoneケースだ。iPhone 5/5sに対応しており、iPhoneに装着するだけで利用できる。
iPhoneのLightning端子はケースとの接続に使用し、装着している際の充電はMicro-USBで接続するのがポイントである。
Q2 space packを付けたままiTunesと同期できる?
A2 Micro-USBケーブルを繋げれば可能
大抵のiPhoneケースは、Lightningケーブルを接続できるよう、下部に穴が開いていたりするもの。ところがspace packは、先述したように充電端子がMirco-USBである。
もっとも、このケースはアップルが定める性能基準を満たしている「Made for iPhone」ラベルが付いていることもあり、PCとMicro-USBケーブルで接続したままiTunesと同期できる。その点は安心してよい。
ただ、Lightningで接続するスピーカードックなどには、当然ながらspace packを付けたままでは接続できない。下部分だけを取り外して、そのまま繋ぐというやや荒っぽい手段もなくはないが、あまりお勧めしがたい。
(次ページでは、ストレージにファイルを入れる方法などを紹介)