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将来どんな病気にかかる? DeNAが遺伝子検査サービス

2014年06月04日 05時09分更新

文● 加藤 宏之(HEW)/アスキークラウド

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 ディー・エヌ・エー(DeNA)は3日、ヘルスケア事業を展開する新会社としてDeNAライフサイエンスを設立。同社のサービス第1弾として7月下旬より、一般消費者向け遺伝子検査サービス「MYCODE(マイコード)」の提供を開始する。

 利用希望者は専用サイトから申し込み、送られてきたキットを使って口内の粘膜などを検体として採取して返送。検体をもとにした遺伝子検査により、将来かかるかもしれない病気のリスク等についての報告を受けられる。

遺伝子検査サービス「MYCODE(マイコード)」
遺伝子検査サービス「MYCODE(マイコード)」

 東京大学医科学研究所と共同で事業雄を進め、遺伝子検査に必要となる日本人疾病リスク予測アルゴリズムや、ELSI(Ethical, Legal and Social Issues:倫理的・法的・社会的問題)等の研究は医科学研究所が推進。サービスはDeNAライフサイエンスが提供する。

 なお、両者による研究開発は、文部科学省と独立行政法人科学技術振興機構が推進する「革新的イノベーション創出プログラム(COI STREAM)」においてスタート。同プログラムにて「ヘルスビッグデータを用いた健康長寿イノベーション」として「COI-T(トライアル)サテライト拠点」に選出されている。

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