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「Xperia Z Ultra」をスマホ代わりに使ってみた! 第3回

特にTwitterとの相性が抜群

大きな「Xperia Z Ultra」の小さな相棒! 「SmartWatch2」を併用してみた

2014年06月23日 14時00分更新

文● 行正和義

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SmartWatch2の実用性は高い

 実験的に導入してみた「SmartWatch2」だが、いざ使ってみるとその実用性の高さに驚く。特にTwitterとの相性がよく、タイムラインをざっと見る程度なら軽く眺められる。LINEやGmailなどの着信時はブルッと震えて画面にテキストが表示されるため、「Xperia Z Ultra」をポケットから取り出す必要もない。

Twitterアプリを入れれば誰かがつぶやくたびに通知されて通常の時計画面に表示されるほか、タイムラインを表示させて読むこともできる。画像付きツイートも問題なく画像が見れる(さすがにURLをタップしてもブラウザには飛べない)

TwitterやGmailといった通知はアプリを入れれば通知されるが、アプリ「WatchIt!」を使えばスマホの通知のほとんどが「SmartWatch2」に通知され、LINEなどのメッセージをその場で確認できる

 ただし装着時に表示を読もうとすると、腕を水平まで上げるという不自然な姿勢になってしまう。仕方ないことではあるが、今後の腕時計型ウェアラブル端末がそのあたりをどう解決するのかに期待したい。

 また、昨今は歩きスマホが問題となっているが、「SmartWatch2」を使えばちょっとした情報をパッと眺められるので、画面を注視する時間も劇的に減る(もちろん注視する時間が少ないからといって歩きスマホしても大丈夫というわけではないが)。

ジョルダンの「乗換案内」では、乗る電車を指定すると電車が来る時刻の直前に通知される。スマホにおける通知は、ウェアラブルデバイスで活用される分野だ

マップ表示をさせるアプリ「GPS Map2」もある。現在位置表示、経路表示が可能。移動に合わせてスクロールや画面回転をするが、自動車/歩行ナビとして使うには画面が小さすぎた

 スマホのデザインやサイズは、さほど変化のない状態がここしばらく続いていた。ところが「Xperia Z Ultra」はそこからちょっと外れたところに利点を見出している端末であり、「SmartWatch2」のようなウェアラブルデバイスを併用すればその使い勝手をさらに伸ばすことができる。

自動車の運転姿勢では表示を読むのに腕の角度が不自然になるのが難点だったが、ふと思い付きでハンドルのアームに巻きつけてみた。移動中の各種メッセージ確認だけでなく受話、ミュージックプレーヤー操作などが親指だけででき、まるで最近の車によくあるマルチコントローラー的な操作感だ。ただし運転中操作による注意分散と、事故時にエアバッグが勢いよく膨らんだときの危険性には配慮が必要だ

主なスペック
製品名 Xperia Z Ultra
型番 SOL24
端末価格 7万9920円(税込)
CPU MSM8974 2.2GHz クアッドコア
メモリー 2GB
ストレージ 32GB
ディスプレー(最大解像度) 6.4型ワイド(1920×1080ドット、342ppi)、マルチタッチ対応(最大10点)、トリルミナス ディスプレー for mobile、X-Reality for mobile
通信機能 4GLTE(800MHz)、4GLTE(2GHz)、3G、テザリング(最大10台)、無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac)、赤外線通信、Bluetooth 4.0、Miracast
カメラ機能 本体前面:有効画素数220万画素(裏面照射型CMOSセンサー Exmor R for mobile)、本体背面:有効画素数810万画素(裏面照射型CMOSセンサー Exmor RS for mobile)
インターフェース microUSB端子、ヘッドホン端子
カードスロット microSD/microSDHC/microSDXC(64GB対応)
NFC 対応
FeliCa
センサー 加速度、ジャイロ、デジタルコンパス、照度、GPS、GLONASS
防水/防塵 防水IPX5/8、防塵IP5X
テレビ機能 ワンセグ、フルセグ
サイズ 約幅92×奥行き179×高さ6.5mm
重量 約214g
バッテリー 3000mAh(充電には別途ACアダプターの購入が必要)
OS Android 4.2
本体色 ブラック/ホワイト/パープル
付属品 卓上ホルダー、ソニーモバイルTVアンテナケーブル01

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