できれば、事前に機材を持ち込んで動作チェックを行う
さて、いよいよ実際にプレゼンを行うことを想定して、機材の準備をしよう。必要な機材は、プロジェクターと映像を映し出すスクリーン、それに持ち込むMac。プロジェクターとMacを接続するには、Mac専用のDVI-VGAアダプターやDVI-DVIアダプターが必要になる。プロジェクターによっては、DVIに対応していない場合もあるので、DVI-VGAアダプターのほうが確実かもしれない。
また、発言者の場所とプロジェクターの位置が離れていると、専用アダプターでは長さが足りないので延長ケーブルが必要だ。パソコンに電源アダプターを繋ぐなら、コンセントの位置を確認しておこう。
可能なら、事前に現場に機材を持ち込み、動作を確認するほうがいいが、それができない場合は、プロジェクターの製品名や型番を聞いて、使用方法をあらかじめ確認しておけばトラブルの可能性は少ない。
また、接続などの関係でMacが使えない場合に備えて、ファイルを転送するためにUSBメモリーなどの記憶媒体を用意したほうがいいだろう。いざというときに別の機器から再生できるからだ。PowerPoint for Mac 2011で作成したデータは、Windowsでもレイアウトが崩れることなく再生できる。
最後に、聞き手に配布する資料について述べておこう。プレゼンで使用したスライドやノートは印刷が可能だ。1ページあたりのスライド数は変更できる。また、印刷はスライドショーごとに可能なので、すべてのスライドを印刷したくない場合は、「目的別スライドショー」に印刷用のスライドショーを設定しておくといいだろう。
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