スマホ向けニュースアプリ「Gunosy(グノシー)」を運営するグノシーは24日、Gunosyアプリを世界に展開していくと発表。最初に進出するのは英国で、英語版のGunosyアプリを、iOS向けはすでに22日から配信開始、Android向けには5月中旬から配信予定。その後も英語圏で順次、配信していくという。
Gunosyアプリは、多数の外部情報元と連携し、独自に再編集したニュースをユーザーに配信するサービス。おもに3つの機能を持ち、まず1つは、ネット上からいま話題になっている情報を取得・配信する「カテゴリニュース」。2つ目は、ユーザーの興味関心を分析し、最適な情報を個別に編集・配信する「マイニュース」。3つ目は、80以上のメディアがパートナーとして参加する「チャンネル」だ。
グノシーは2012年11月に創業したベンチャー企業だが、3月にはKDDIからの資本参加・業務提携を受けたことを発表するなど、勢いにのる。忙しい人でも「3分で旬のニュースをまとめ読み。」できることをテレビCM等で訴求し、現在のインストール数は累計で250万に及ぶ。同社では「海外では類似したサービスがまだ育っていない」という状況分析から、新たに海外へと展開することで、3年で世界1億インストール目指す。