6月10日、フィンランドのヘルシンキでコーディングの世界選手権「ハローワールドオープン」が開催される。フィンランドのテクノロジー企業・リアクターと「クラッシュ・オブ・クラン」を制作したゲームメーカー・スーパーセルが企画したもので、賞金の総額は1万ユーロ。
リアクターのヴァイル・ヴァルトネン氏は「コーディングにおける国民的スーパーヒーローを作り上がること」と大会の意図を話す。
すでに80以上の国から約2500チーム、4000人以上が参加申し込みをしている。ただし、決勝の地であるヘルシンキに行けるのは、わずか6チーム。5月6日からオンラインで開催される予選ラウンドで争う。課題は「バーチャルカーレース用の人工知能」を制作すること。決勝進出チームには、ヘルシンキまでの渡航費用が主催者から支払われる。
決勝戦もオンラインで配信される。賞金1万ユーロを手にするのはどこのチームか。日本から決勝に進むチームは出現するのか。見どころ満載のコーディング世界大会に注目だ。