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ヘルシンキでコーディングの「ワールドカップ」

2014年04月25日 16時00分更新

文● 伊藤達哉(Tatsuya Ito)/アスキークラウド編集部

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 6月10日、フィンランドのヘルシンキでコーディングの世界選手権「ハローワールドオープン」が開催される。フィンランドのテクノロジー企業・リアクターと「クラッシュ・オブ・クラン」を制作したゲームメーカー・スーパーセルが企画したもので、賞金の総額は1万ユーロ。

 リアクターのヴァイル・ヴァルトネン氏は「コーディングにおける国民的スーパーヒーローを作り上がること」と大会の意図を話す。

大会関係者は「キミ・ライコネンのようなヒーローを生み出したい」と語る。

 すでに80以上の国から約2500チーム、4000人以上が参加申し込みをしている。ただし、決勝の地であるヘルシンキに行けるのは、わずか6チーム。5月6日からオンラインで開催される予選ラウンドで争う。課題は「バーチャルカーレース用の人工知能」を制作すること。決勝進出チームには、ヘルシンキまでの渡航費用が主催者から支払われる。

 決勝戦もオンラインで配信される。賞金1万ユーロを手にするのはどこのチームか。日本から決勝に進むチームは出現するのか。見どころ満載のコーディング世界大会に注目だ。


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