マイクロソフトが提供しているOneNoteは、クラウドベースのファイル共有サービス。テキストで自在に入力したメモを保存・閲覧できるほか、ワードやエクセルといったオフィスアプリファイルの編集も可能。画像や動画などのファイルも一元管理できる。
ウィンドウズPCをはじめ、ウィンドウズタブレットやウィンドウズフォン、アイフォーン、アイパッド、アンドロイドスマホ向けにサービスを提供しているほか、Webからのダウンロード版もラインナップ。OneNoteをインストールしておけば、これらのデバイスで同期が可能となっている。
このたび、OneNote対応デバイスに新たにMacが加わった。米マイクロソフトが現地時間17日にオフィスブログで発表した内容によると、Mac向けの「OneNote for Mac」をリリース。しかも、Mac向けは無料提供されるうえ、ウィンドウズ向けの無料版も新たに用意。これでほぼすべてのプラットフォームでOneNoteが無料提供されることになった(一部有料機能もある)。
今回はさらに、Webページを保存できる「OneNote Clipper」やOneNoteからメール送信できる「me@onenote.com」、ウィンドウズフォンで書類やホワイトボードをキャプチャできる「Office Lens」など、新機能が追加された。また、アプリ開発者向けにクラウドAPIを公開し、OneNoteに紐付けられるアプリの開発をサードパーティーに促し、OneNoteの使い勝手の向上を図る新展開もみられた。