ネットワーク環境なしで接続できる「Wireless Direct」機能で音楽再生が可能
Wi-Fi接続可能で4Kパススルー、ALAC対応の7.1chAVレシーバー「RX-V577」
2014年03月13日 13時00分更新
ヤマハは3月13日、7.1chのAVレシーバー「RX-V577」を発表した。4月中旬に発売予定で、価格は6万9800円。
RX-V577は、「WAV(192kHz/24bit)」「FLAC(192kHz/24bit)」に加え、iPhoneやiPadなどが採用する可逆圧縮方式のロスレスオーディオコーデック「ALAC(96kHz/24bit)」に対応する。本体のUSB端子にiPhone/iPodを接続しての音楽再生も可能だ。
Wi-Fi接続(無線LAN規格はIEEE 802.11b/g)機能や、複数の端末とネットワーク環境なしでも接続できる「Wireless Direct」機能を搭載(有線LAN接続も可能)。加えて、スマホ・タブレット向けアプリ「AV CONTROLLER」を使用して操作できる。
また、映像・音声に合わせて好みのサラウンドが選べる同社オリジナルの音場プログラム「シネマDSP」や、自動で部屋に合わせた最適な音響特性に調整できる「YPAO」機能を搭載する。さらに、オーディオファイルの終わりと次のオーディオファイルの始まりの間にポーズ(無音再生)が入らずに再生され、コンテンツを本来意図された通りに再生できる「ギャップレス再生」機能も採用している。
そのほか、小型スピーカーで重低音再生を実現するという「Extra Bass」機能、サラウンドスピーカーをフロント側に設置しても、サラウンド感が味わえるバーチャルサラウンド技術「Virtual CINEMA FRONT」機能。それぞれストレート/5.1chステレオ/7chステレオ/シネマDSPなどの再生モードに対応している。HDMI出力端子×6/出力端子×1を内蔵し、4K映像信号のHDMIパススルーが可能だ。
また、同時に、5.1chのAVレシーバー「RX-477」も発表した。
RX-V477は、RX-V577と比べ7.1chが5.1chになり、Wi-fi接続機能/Wireless Direct機能などを除いたモデルだ。4月上旬発売予定で、価格は5万7750円。