グーグルのメガネ型「GoogleGlass(グーグルグラス)」やアップルの腕時計型「iWatch(アイウォッチ)」の年内発売が噂される一方、今年1月に米ラスベガスで開催された「International CES」でソニーモバイルコミュニケーションズがメガネ型「Smart Eyeglass(スマートアイグラス)」を、現在スペインのバルセロナで開催されている「Mobile World Congress」でサムスン電子が腕時計型「Galaxy Gear(ギャラクシーギア)」の新機種「Galaxy Gear 2」をそれぞれ発表。2014年はさしずめ「ウェアラブル端末元年」の様相を呈してきた。
そんな話題を集めるウェアラブル端末についてどのような意識を持っているのか、マイボイスコムは「ウェアラブル端末に関するアンケート調査」を実施した。ウェアラブル端末の認知率は全体で34.2%となり、男女別では男性が5割弱、女性が2割強。利用したいかどうかについては、利用意向が12.7%、非利用意向は52.1%だった。
利用したいウェアラブル端末のタイプを尋ねると、「腕時計型」が60.6%で最も多く、以下、「リストバンド型、ブレスレット型」た「メガネ・ゴーグル型」、「ヘッドフォン・ヘッドセット型、ヘッドバンド型」、「ペンダント・ネックレス型」、「指輪・リング型」の順で続く。男女別では、男性は「メガネ・ゴーグル型」、女性は「ペンダント・ネックレス型」や「指輪・リング型」を好んでいる。
利用したい機能については、トップ3は「電話をする」と「道案内、ナビゲーション」、「メールやSNSの着信を確認する」でいずれも5割超の支持。以下、「地図を表示する」や「メール送信」、「音楽再生」が続く。認知率も利用意向もまだまだ低いウェアラブル端末だが、利用したい機能はスマホと重なりが多いため、第2のスマホとして普及していくか、今後の動きが興味深い。