人気のオンライン3Dゲームでも設定変更で快適に遊べる!
「3DMark」で「LaVie Z」の3D描画性能を計測したところ、DirectX9相当のテストを行なう「Ice Storm」で「38233」と比較的高いスコアとなった。国内で人気のオンライン3DゲームはDirectX9の機能をメインにして制作されているため、このスコアであればそこそこ快適なプレーを期待できる。DirectX9の詳細な性能を計測する「3DMark Vantage」でも悪くはない結果だ。
「ドラゴンクエストXベンチマークソフト Ver.1.00」では解像度1280×720ドットの標準画質で、スコアは「3695」の評価は「普通」という結果だった。このスコアなら、特に問題なくプレーできるだろう。大きな画面でプレーしたい場合は解像度を1600×900ドットか1920×1080ドットに変更するといい。描画がカクカクしているようなら、画質を低めに設定すれば解決するはずだ。
「ファンタシースターオンライン2 キャラクタークリエイト体験版 ver.2.0」では、簡易描画設定「3」の1280×720ドットで「1029」という結果。評価では「処理によっては動作が重くなる」とあるが、ベンチマーク中は平均して30FPS程度は出ていたので、特に気になることはないだろう。よりサクサクなプレー感で遊びたい場合は、画質は落ちるが簡易描画設定を「1」に変更するといい。
「モンスターハンターフロンティアオンラインベンチマークソフト第3弾【大討伐】」では、1280×720ドットの解像度で「1661」という結果だった。スコアは1500以上あれば問題なく遊べるので、この解像度なら動作のもたつきを感じる場面も少ないはず。
「バイオハザード6 PC版 ベンチマーク」では、画質をもっとも低く設定し1280×720ドットの解像度でテストを行なったところ「1399」の「C」ランクという結果に。ある程度はプレーできるレベルだが、高い負荷のかかるシーンでは描画がもたつくことがありそうだ。
「ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア ベンチマーク キャラクター編」でもテストを行なったが、1280×720ドットの標準画質で「1154」の「設定変更が必要」という結果だった。スペック的に考えて通常ならばもっと高いスコアが出るはずなのだが、何度か試してみてもなぜか低めのスコアしか出なかった。このベンチマークについては日を改めて検証し直したい。
ブラウザーゲームの快適さを検証するために「艦隊これくしょん」こと「艦これ」をプレーしてみたところ、CPUの使用率は12%と低めだが、メモリー使用率が49%と容量をかなり占有していることがわかる。プレー自体はサクサク快適なので、ほかの作業を行ないながら遊ぶのは避けたほうがいいかもしれない。
仕事や息抜き程度のゲームもOK
「LaVie Z」はUltrabook向けのCoreプロセッサUシリーズを搭載しているだけあって、基本性能はパワフルだ。ビジネスシーンで活躍するのはもちろん、簡単な写真加工や動画編集も難なくこなすことができるだろう。作業の合間にゲームでちょっと息抜きといった使い方にも向いている。Ultrabookとしての確かな性能を持ちながら、タブレット並みの持ち運びやすさを備えたノートだと言える。
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